ゴアテックス(GORE-TEX)の正しい知識【アウトドアの知識】

アウトドアの知識

こんにちは。kantaです。

皆さんは、アウトドアショップやスポーツ用品店などで衣類等にゴアテックスという表示がついているのを見たことがありますか?

ゴアテックスが品質の良いものに使われていることは分かるけど、名前が先行してゴアテックスが何のことなのか、何が良いのか、詳しいことを知っている人は多くないと思います。

そこで、今回はゴアテックスがなぜあらゆるメーカーに採用されているのか、ゴアテックスのお手入れ方法など、ゴアテックスついて色々まとめてみました。

ゴアテックスとは

ゴアテックスはアメリカのWLゴア&アソシエイツが製造販売する商標名であり、結論から言うと、衣類の一部に使われる生地のことです。

正確には「ゴアテックスメンブレン」と言われており、これが、防水性や透湿性に大きく貢献しています。

※メンブレンとは防水透湿性のあるファブリックのことです。

画像出典:山と道ラボより

画像中間部分のePTFEがいわゆるゴアテックスメンブレンというもので、薄いフィルム状の膜には超微細な孔が無数に存在します。

これが、雨を通さないけど(防水性)、水蒸気を通す(透湿性)所以なのです。分子の大きさの違いを利用しているんですね。

画像では、3層のものを例にしましたが、ゴアテックスは現在大きく分けて3種類のレイヤーのウェアを製造販売しているようです。(余談)

◉2レイヤー…表地とゴアテックスメンブレンの2層の生地
裏地がないため、透湿性が高く軽量。しかし耐久性は落ちる。
◉2.5レイヤー…3レイヤーの裏地の代わりに特殊コーティングを施した生地
3レイヤーより軽量だが、2レイヤー同様3レイヤーより耐久性が落ちる。
◉3レイヤー…表地と裏地でゴアテックスメンブレンを挟んだ3層の生地(上画像のもの)
3種類の中で最も重量があるが耐久性に優れている。

耐水圧に関しては、ゴアテックスの耐水圧は約45000mmと言われています。荒天時の雨の耐水圧が25000mmと言うから、オーバースペック過ぎるほどですね。(笑)

ゴアテックスには欠かせない撥水性

また、ゴアテックスの最大の特徴は膜の微細な孔にあると言えますが、その機能をフルで活かすためには撥水性が欠かせないと言えます。なぜなら、水分によって孔が塞がってしまえば、透湿性が低下しまい、うまく水蒸気が衣服の外へ放出されなくなるからです。

「撥水」の画像検索結果

他にも、ゴアテックスが表地に撥水コーティングするのは、いくつか理由があるようです。
まずは冷えを防ぐためです。水分は熱伝導性が高く、体温を奪います。撥水性を施す事で、水分が体温を奪うのを防ぎます。

もう一つはウェアの重量が重くなるのを防ぐためです。軽量化をうたうにはウェアがびっしょり濡れてしまっては実現できません。表地が水を吸って重くなるのを防ぐためには撥水加工が必要なのです。

ゴアテックスが自身の弱点を補うためには撥水性が重要になっているんですね。

<お手入れ方法(公式サイトより)>

ゴアテックスの高い撥水性を保つためには公式サイトは以下の方法を推奨しています。

まとめ

①ゴアテックスは微細な孔の空いたファブリックであり、水蒸気は通すが、雨は通さないため、あらゆるアウトドアウェアに用いられている。

②ゴアテックスの高い性能を守るためには、孔が汚れや水分で塞がれないように撥水性が必要である。

③お手入れ方法はぬるま湯で柔軟剤・漂白剤は厳禁。すすぎをよくした後に陰干しまたは乾燥機で20分の温風乾燥する。

調べてみて改めてわかったのは、ゴアテックスのスペックの高さ。あらゆるメーカーがこぞってゴアテックスを採用している理由も納得です。しかし、ゴアテックスは汚れてしまうと性質上、機能が低下することは忘れないでおきましょう。

どの衣類でも言えることですが、高品質だからこそお手入れ方法(洗濯表示)をよく守り、機能を長持ちさせることが重要だと言えるでしょう。

最後に、この記事をきっかけにウェアをお手入れをしてみたり、ウェア選びの選択肢にゴアテックスを入れてもらえると嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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